こんにちは!SADs hair です。
あっとゆー間に年末を迎えます。
今年はチャイニーズニューイヤーが1月なので
12月、1月はサロンのご予約も混み合ってきております。
髪にお困りの方は早めにご連絡を!
それでは
本日はカラーリングに関するトピック。

ヘアカラーで薄毛になる?
お洒落や身だしなみを整えるにあたって、髪染めや脱色、カラーリングなどの髪の毛の色を変えることは一般的になってきました。
また、薄毛に悩んでいる方が頭皮と似たような金髪や茶髪にすればわかりにくいのではないか、と考えてヘアカラーをする方も多く、その目的は人によって様々です。
しかし、髪染めや脱色など髪のカラーリングをすると、髪や頭皮にダメージを与えて薄毛になるという噂は一度は耳にしたことがありませんか!?
実際に、薄毛に悩みを持ったお客様が来店された際に、開口一番に
「若い時に、髪の色をハイブリーチやカラーでいじってたのが原因で薄くなりました」という声を頂くことも多いです。
そこで今回は髪染めや脱色、ヘアカラーをするにあたり、毛髪にどのような影響を与えるものなのか、ヘアカラーをして薄毛になってしまうのかなどの疑問について解説していきましょう。
ヘアカラーの仕組み
薄毛とヘアカラーの関係を紐解く前に、まずヘアカラー剤の仕組みを解説します。
毛髪が最も安定しているpH値は4.5~5.5の範囲で、これを等電点と呼びます。
この等電点よりもpH値が低いとキューティクルが閉じ、毛髪が固くなり手触りが悪くる仕組みです。
このキューティクルが閉じた状態が収斂(しゅうれん)と呼び、逆にアルカリ性になると、毛髪のキューティクルは開きます。
これはpH値が高くなることでタンパク質の塩結合(イオン結合)が壊れているため、強度を失っている状態でもあるのです。
そのため毛が柔軟性を増し、白髪染めやパーマ剤が浸透しやすくなります。
このように髪のpH値を変えることで髪の毛に色を入れたり脱色などが可能になります。
ヘアカラーの種類
これらのヘアカラー剤には多種多様な種類があり、
医薬部外品の「染毛剤」と、
化粧品に分類される「染毛料」に分かれおり
それぞれを解説していきます。
染毛剤(医薬部外品)について
染毛剤には脱色・脱染剤であるヘアブリーチ、永久脱毛剤の白髪染めが含まれており、一般的にヘアサロンで使用される液剤です。
具体的には下記の様な物があります。
酸化染毛剤
染毛剤の中では最も古い製品で、現在も多くのヘアサロン等で白髪染めやヘアカラーとして使用されています。
色素原料を毛髪に浸透して発色させることに加え、過酸化水素の作用によってメラニン色素を分解することで髪が染まる仕組みです。
染毛料(化粧品)
一方で染毛料としてカテゴライズされているのが繁栄旧染毛料のカラートリートメントやヘアマニキュア、一般染毛料のカラースプレーなどになります。
具体的には下記の様な物があります。
酸性ヘアカラー
量販店などで手に入る染毛料が酸性ヘアカラーです。色落ちもなく、かぶれを起こさないことや毛髪を痛めることがありません。
酸性といってもph3程度ですので、毛髪に浸透させる力が弱いため、毛髪内部の中心部分まで染まりません。
ヘアマニキュア
かつては髪につやを与える目的で使用されていましたが、現代ではそこに色を付けるという目的も追加されました。配合している成分はほとんど酸性ヘアカラーと同じです。
そして本題であるヘアカラーで薄毛になるのか?
髪染めや脱色は、ヘアカラーリングで直接的に薄毛になることはありません!!
しかし、間接的な髪の毛や頭皮への影響として以下の2点が考えられます。